みなさんこんにちは、まだまだ寒い日が続きますね。
衣川ビギナーのプチフォレ子です。
今回も衣川ビギナーの私が感じる衣川の魅力発見情報をお伝えできればと思います。
第二回となる今回は、「リトル・フォレスト」の作者・五十嵐大介さんと「プチ・フォレットの旅」を体験してきました。
さて、みなさんはご存知ですか?
漫画作品「リトル・フォレスト」は、作者の五十嵐大介さんが衣川区で生活した際の実体験をもとに、大自然に囲まれた小さな集落で暮らす一人の女性の姿が描かれた物語なんです。
監督:森淳一さん、主演:橋本愛さんにより「リトル・フォレスト」『夏』『秋』『冬』『春』の4部作として映画化もされているんです。
[アフタヌーン公式サイト]リトル・フォレスト
私も漫画&映画ともに、とーーーっても大好きな作品なんです。
作中にでてくる、主人公いち子が自分の畑や地元の食材で作り出す様々な料理が、すんごく美味しそうでたまらないんです!
ネットでも、「実際に再現して作ってみました」という人がたくさんいるほど魅力的な料理の数々…。
お母さんとの思い出のヌテラ、
2色に分かれる不思議なクリスマスケーキや、
つきたてのお餅でつくる納豆餅、
香り高くコクもあっておいしいくるみごはん、などなど。
すべてが本当に美味しそうで、どことなく洒落ているんですよね。
と、いうわけで今回は、
なんと!
「リトル・フォレスト」の作者の五十嵐大介さんが、
衣川区が企画した『プチ・フォレットの旅』を体験しにいらっしゃるということで、
その中の農村体験にご一緒に参加させていただきました!
農村体験の舞台は衣川区後山にある「永生庵」という古民家。
植物の「葛」を使っての機織り体験と農村料理をごちそうになりました〜!
到着早々、エゴマのがんづきとコーヒーでおもてなしいただきました。
永正庵の主、相澤さん夫妻は東京からのiターンでこの衣川で暮らしています。
機織りの講習会や和紙のランプづくり、目の前を流れる川で釣ったイワナの塩焼き、自家製の焼き釜でのピザ焼体験など、
ご自身も、この恵まれた自然の中での生活を楽しみながらワークショップを開き、多くの方々に農村生活の素晴らしさを伝えているそう。
今回は「衣川葛の会」を一緒に活動されている高橋セイ子さんも一緒にご指導いただきました。
「葛」はあのくず餅の原料になるもので、食材として根っこの部分を精製し「くず粉」として使用されていますが、葉や茎の部分はあまり利用価値がないとされていました。
そこに目をつけたのが「葛の会」の相澤さん達。
植物の繊維で織られる織物。同様に葛でも織物ができるのではと始められたそうです。
葛で織られたコースターやテーブルセンターなどを見せていただきましたが、自然のままの色合いがぬくもりのあるやさしい表情を生み出しており、とても素敵でした。
↑葛の繊維を織れる状態までの工程を説明してくださる相澤さん。
それを興味深く聞かれる五十嵐さん。
↑葛の繊維を取り出す工程。水でやわらかくして外側の皮から中の繊維を取り出します
↑取り出した葛の繊維を乾燥させます
↑葛の繊維。白くてキレイです!
↑室内に戻り、セイ子さんに指導していただきながら実際に機織り体験!
↑細かく地道な作業ですが、無心になれて面白い!!皆んなで代わる代わる体験してみます!
そして、ちょうどお腹が空いた頃…。
「お昼ですよ〜♪」
相澤さんの奥様とセイ子さんお手製の郷土料理の昼食をいただきました!
おいし〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!
栗の入ったおこわ、郷土料理の「はっと」、えごま豆腐など。
どれもとーーーても美味しくて感動しました!
あまりにも美味しすぎて、プチ・フォレ子は残ったおこわをおにぎりにしてお土産にいただいてきてしまいました。
本当に相澤さん、セイ子さん、ごちそうさまでした。
その後は囲炉裏を囲みながらみんなでおしゃべりをしながら、しばし休憩タイム。
相澤さんやセイ子さん、五十嵐さんのお話を聞いていると本当に自然が好きで、そこでの暮らしをエンジョイしているご様子。
(五十嵐さんは現在鎌倉にお住まい)
そこで暮らす動物のこと、植物のことなど、色々お詳しいのに、まだまだ「これもやってみたい」「今度はあれを作ってみたい」と好奇心旺盛で、生き生きと楽しそうにお話しする姿がとても印象的でした。
あっという間の数時間でしたが、農村体験を通して、素敵な方達に出会うことができました。
皆さんも「プチ・フォレットの旅」で、農村体験をしてみませんか?
2名から随時募集しておりますので、ご都合のよい日に衣川に遊びにいらしてみては??
申し込みの期限が平成29年3月23日までの企画なので、まだの方は本当にお急ぎいただいた方がいいと思います〜!!
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岩手・奥州・衣川満喫の旅〜前沢牛&農村体験&温泉付き〜
「プチ・フォレットの旅」
●料金¥8,640円
[1泊3食つき2名1室1名料金(2名様以上のお申込み)]
【チラシPDF】
※随時2名様以上でのお申し込み受付中!
※限定100名 定員になり次第締め切りとさせていただきます。
※平成29年3月23日まで
お問合せ・お申込み
国民宿舎サンホテル衣川荘
電話 0197-52-3311
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■プチフォレ子的 本日の探訪まとめ
プチ・フォレ子の暮らす奥州市は決して都会ではなく、分類でいくと「田舎」になると思います。
なので比較的身近な響きの「農村体験」にあえて参加しようと考えたことはなかったのですが、今回の体験で本当に目から鱗がポロポロとおちました。
農村で豊かに暮らす、農村生活のプロフェッショナルの方々との交流は、大変刺激的で楽しく実りあるものでした。
ふと「リトル・フォレスト」の中のセリフがよみがえりました。
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自分自身の体でさ
実際にやった事と
その中で自分が感じた事
考えた事
自分の責任ではなせる事って
それだけだろう?
そういう事をたくさん持っている人を
尊敬するだろ
信用もする
『リトル・フォレスト 第1巻より』
今回出会った皆さんのは、まさにそんな人たちでした!!
本当にありがとうございました!!!